第2回JBCF南魚沼ロード&タイムトライアル
第50回JBCF東日本ロードクラシック南魚沼大会
タイムトライアル – 2016/10/15
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Result Day-1 E3
1st 新村 穣 CS Slinger 25:13.11
ロードレース – 2016/10/16
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Result Day-2 E2
15th 新村 穣 CS Slinger
「好調な出だしも、二日連続優勝でE1昇格ならず」
トラックレースのシーズンを迎える前に、今年最後の実業団レースとして南魚沼へ遠征。魚沼は母方の親戚が住んでおり、自分にとって少しゆかりのある土地である。しかし、なかなか訪れる機会がなく、今回は中越地震以降、実に10数年ぶりだった。
大会会場である三国川ダムは、六日町ICからもアクセスがよく、運営の案内や指示もあり駐車場まで迷わずに向かうことができた。
■1日目 タイムトライアル:E3
朝の試走では、登りは本格的であり、下りのヘアピンは意外と難しい。中盤の平坦区間でアドバンテージを稼ぐ作戦を立てる。
4番目発走でスタート。直後、第一コーナーをオーバースピードで侵入してしまい、全力でフルブレーキングしたが、早々に大きくタイムロス。
その後の登り区間では少し焦りもあり心拍数90%前後で前にいる選手を追う。続く得意な平坦区間は快調にペースを上げる。下り区間では最初のミスを繰り返さないように慎重に入ったこともあり、足が少し休まる。最後の登り区間では残った力を出しきった。
トップタイムでゴールし、無事優勝することができた。
■2日目 ロードレース:E2
昨日のレース後に行ったトレーニングの影響もあり、疲労感が残る。実業団のロードレースは出走前に位置取りのために並ぶ時間がとても早い。45分前に検車を済ませたが、既に50人以上が前に並んでいた。
パレード走行で少し位置を上げ、登り区間は集団前方で登ることができた。その後の平坦区間でアタックを試みるも、うまく逃げ出すことができない。
2周目の登り区間はペースも上がり、登りの得意な選手が何名か先行する。多少のタイムギャップなら登りを終えてから追いつけると考え、ややきつい程度のペースでこなしていった。
独走で最後の登り区間までにアドバンテージを稼ぐ作戦に持ち込みたいため、他のアタックをする選手の動きを警戒し、下り区間ではペースアップを図る。しかし、思い通りにはいかず最終周回の最後の登り区間では軽量な選手数名に遅れ15位でフィニッシュ。
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〈総評〉
連戦かつロードレースへの準備も万全ではありませんでしたが、今後さらに持久力を身につけ、本職であるこれからのトラックシーズンへとコンディションを上げていきたいと思います。
11月よりいよいよ日本代表としてトラック・ワールドカップへ出場します。応援よろしくお願い致します。
【サポート機材】
タイヤ: VELOFLEX ・ Extreme (TU)
ホイール:black inc ・ BLACK FIFTY tubular
写真提供:高木秀彰様
CS Slinger 新村 穣
<選手プロフィール>
新村 穣 (Shimmura Minori)
日本自転車競技連盟 トラック中距離JCF強化指定選手
主な入賞歴
第116回 Austral Wheel Race 優勝(オーストラリアの世界最古のトラックレース)
第55回 全日本学生選手権トラック自転車競技大会 マディソン 優勝
第84回 全日本自転車競技選手権大会トラックレース マディソン 優勝
第85回 全日本自転車競技選手権大会トラックレース マディソン 優勝
第71回 全日本大学対抗選手権自転車競技大会 チームパシュート 優勝
※他、ベンディゴ国際マディソン出場、ドイツ6日間レース出場、ツール・ド・北海道(UCI2.2)完走、
ツール・ド・フランスさいたまクリテリウム出場など